私が所属している多言語活動の団体を
ヒッポファミリークラブといいます。
只今㊗42周年を 迎えておりますが、
この40年、まさしく波乱万丈でした。
私が実質身をもって感じたのは この10年ほどですが、
それでも、
この間ずっとぶち当たってきた壁があります。
それは、40年も前からずっとあるいろんな黒い噂です。
・Hippoは宗教団体
・そのうち何か買わされるよ
他にも色々ありますが、
そんな噂がずっとあります。今尚！
なぜだろう。。。
多分、
人間信じて裏切られるのが怖いから
それなら最初から疑ってかかろう・・・
そんなうまい話はない・・・
ということなんだと思います。
人間の生き抜く防衛本能だから、
それはそれで素晴らしいとは思います。
でも、
一度でいいから
一歩でいいから
踏み込んで この世界をみてほしいなぁ～と心底思います。
一回やそこら体験しただけでは絶対に分からないとは思いますが、
何か感じてもらえると思います。
ちなみに、
「みんな笑ってて怪しい」
と言われたという話を聞いたこともありますが、
実際みんな笑ってます。
( *´艸｀)
だって楽しいから。
嘘がないから。
みんな平らな関係だから。
したいことだけ してるから。
だから、
自然と笑顔がこぼれます。
＊＊＊
以前は、
「信じられないの残念だなぁ～。
なんでだろう。こんなにもいいことしかないのに。」
くらいにしか思っていませんでしたが、
自分の子どもたちが成長するにつれ、
目の前で子どもたちが
言語の線引きなく 多言語を自然に操るようになり、
当たり前なんだけど
驚きを隠せないという状況に突入しました。
さらに、
多様性の中で育つことが
いかに人間を豊かにするかを日々感じ、
今では この素晴らしさが 伝わらないことが
正直 悲しいです。
でも、
人には考え方が色々あるので、
無理矢理どうこう言うつもりはないんです。
ただ、
少なくとも自分の周辺くらいは、
「知らなかったー！もっと早く知りたかった！」
っていうことのないようにしたい。
そう思ってこうしてコツコツ
日々の状況を書き残している次第です。
一見関係のなさそうな 子どもの些細な成長も
何かあるかもしれない！という思いのもと、
「当たり前」を当たり前で終わらせないようにしている次第です。
ニュートンがリンゴが落ちるのを見て
「当たり前」で済まさなかったから
「重力」という大発見につながりました。
別にそんな大発見を目指してるわけではないのですが、
そういう「当たり前」に目を向ける視点をここでもらったので
日常が そういう生き方になってきたような気がします。
もちろん Hippoを知った10年ほど前から サクッとギアチェンジしたわけではないです。
徐々に徐々に 私も成長してきたんだと思います。
先ほど言ったように、
Hippoの噂についての感じ方が
この10年でぐっと変わったのと似ています。
＊＊＊
子どもたちの 成長に関して
「あなたの家だけの話でしょう」と思われるかもしれませんが、
書いてる内容は我が家の話ですが、
Hippoの多言語環境下にいる人はみんなこの道をだどっています。
人によってペースも違えば、
見え方も違うかもしれませんが、
明らかに、人に対して柔和になり、
柔軟な思考をもち、
自分をしっかり持って生きていってます。
「特別な人間はいない」
Hippoの創始者さかっちゃんこと、榊原氏のことばですが
つまり一人の人におこることは 誰にでもおこる
ということです。
まさに それです！
＊＊＊
そして、なんといっても 嬉しかったのが、
2021年の論文発表です！
東京大学とMIT(マサチューセッツ工科大学)とHippoの共同研究論文が出て
「多言語活動の重要性が脳科学的に明らかに」なりました。
Hippoは 本当に怪しい集団ではないのです。
逆に 先を行き過ぎたから 受け入れられなかったのかな？
インドやアフリカ諸国を見れば
多言語が頭に悪い影響を及ぼすはずはないのに、、、と思いますが。
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今日 たまたま そういう噂の話を また耳にしたので、
改めて書いてみました。
ちなみに、
共同研究論文についてはかつてブログで少しふれたことがあるので、
読んでみてください！
近々、この論文に関する最新のNEWSもお届けできるかと思います！
