二男　クッキングスケール

二男は　運動の他に、料理が得意！

食べることが好きな子は　料理とかも意欲的に手伝ってくれます。

正直、手伝うというより　完全に任してる時もあります。

カレーの時とか！

ピーラーでだけど、ジャガイモもいっぱいむいてくれます。

先日　自分で採った梨を　初めて自分で包丁でむいたんですが、

すごく器用に向いていました。

握力もしっかりあって、

指や手の動かし方もしっかりしているんだなと

びっくりしました。

本人にとったら、

これをむけば　食べられる！！

っていう感じなんだと思います。

だったら、皮は薄くむく方がいい。

そういう無意識の判断をしているんじゃないかと思いました。

頑張って真剣にむいていました。

そんな彼だから、

先日ギフトカードを頂いた時に

キッチンスケールを選び

宛名を二男にしておきました。

それが届いた時とっても面白かったので

今日はその話をします！

自分に小包が届いて感激してました。

国語の教科書にでてくる「手紙」のガマ君たちを思い出しました。

喜んで　大騒ぎでした。

これだけでも面白かったんですが、

包みを開けてキッチンスケールを見て、

開口一番

「やった！体重計やん！」

(; ･`д･´)

言いたいことは分かるけど！

「え！乗らんとってよ！！！」

って言おうとしたら、

すかさずコップやら何やら色々おいて計りだし

名前は違うけど用途は分かってるんだと安心しました。

その後、

電源が入ってないことに気付き。。。

後ろを見て、

電池を入れる構造なんだなというのを確かめていました。

その蓋を開けたとき

今度は

「やった！お金入ってる！！」

(; ･`д･´)？？？

って言いながら絶縁体のプラスチックを抜いて

電池をセットし直してました。。。

電池なのは分かってるのね。

でも、お金って。。。(;^ω^)

と思いながら見ていました。

正直、電池くらいわかっててよ。。。

とは思いましたが、

ただ間違っただけかもですが、

よくよく考えてみると、

「体重計」と言ったということは

物をはかるものだということは分かったということ。

多分、「体重」の意味を正確に理解してないだけなんだなと。

確かに、体重の「体」は「からだ」。

日本語は本当にその辺り分かりやすくできてるなと思います。

「お金」と言ってしまったのも、

形は同じような薄い円いもの。

確かに、コインに見えます。

つまり、今彼は

極端に言うと

4つ足の動物を全部「わんわん」という時期で、

今から「犬」「猫」「牛」というように分かれていくところなんだろうなと思いました。

そういう、何となく同じなカテゴリー分けまではできている状態。

こうやって、

(; ･`д･´)え？

っていう反応をもらいながら、

周りにある言葉をGetしていくんだろうなと思いました。

よく考えてみると

私の料理はいつも適当だから量ったりしません。

だから、「はかり」という言葉なんて知るわけないんです。

私がそのモノも言葉も使っていないから。

そして、電池は・・・

多分、円柱の形のものだと思っているのかな？

と思います。

平たいボタン型電池は、

目に付くところには基本置いていないので。。。

そういうことを考えながら

嬉しそうにスケールで遊んでいる二男を見ていました。

すると、一連の流れを見ていた旦那さんが

最後に笑いながら、

「これは単位何？人？個？」

と、いろいろ聞いていました。

たまたま今算数の授業で「L、ｄL、ｍL」を習っているので

意味はすぐ分かったようで

咄嗟に、

「ｇグラム」

って言ったんです！

正直びっくりでした。

分かってる！

何を言うかと一瞬ドキドキしてましたが、

分かってました。

やっぱり生活に根差したことは分かるんだな。。。って思いました。

それに、「お肉グラムいくらやった～」とか

そんな会話は家族間であるからなぁ～って思いました。　

そんなに勉強ができる子ではないけれど、

生き抜く力は人一倍あると思います。

だから、testでもオモテはちょこちょこ間違ってたりするんだけど、

裏の考え方とかの方は間違わないんだよなぁ。。。

生きる力はばっちりな二男です。